コンプラの厳しい時代になりました。

maro-haru227

はいどうも、まろです。
お久しぶりです。とっても投稿期間が空きましたし、
なんだかんだ、飽きました笑

突然なのですが、1年半前に開業した知り合いがこんな話をしていました。
「うちは初診の患者さんにまず検査の同意書を書いてもらって、
 さらに、毎回どんな小さな治療だろうが、全ての処置前に
 同意書を書いてもらう」

なんて生きづらくなったのだろうって思いました。

なぜこんなことになっているのか。理由はこうです。

「不要な検査をされた」
「痛くない歯を削られて痛くなった」
「そんな説明聞いてない」

こういうことを言われるのがうざいからだそうです。
確かにあります。そういうクレーム。絶対説明してるはずなんですけど、
正直、聞いてないと言われたら商売的に負けなんです。

法的には大丈夫です。医療機関が正しく医行為をして、裁判で負けることはないです。

ただ、訴えられたとかの事実がもう評判を落としてしまうのです。

言った言わないの水掛け論になったらもう負けです笑

なので、同意書で文書で証拠を残す。そういうことだそうです。
超だるいですね…。

痛くない歯を削られて痛くなったとは、例えると、
今は無症状の痛くない胃がんが検査で見つかり、
開腹してがんを切除しました。麻酔が切れて目を覚ましたらお腹の傷が痛みます。
当たり前ですよねww
そのままがんが進んでから治療したらよかったのかな?って思いますw

歯は痛くなるのが遅い臓器です。痛くなったらもうおしまいと言われている臓器に、
膵臓、歯、あとなんだっけ、忘れたけど、歯は痛くなったら
確実に神経を抜くことになります。遅過ぎれば抜歯です。

虫歯と歯周病が予防可能な疾患と分かってもう久しいですが、
ぶっちゃけ虫歯も歯周病も自己責任だという考えが他の先進国の常識です。

ヨーロッパのどっかも、大人の虫歯は社会保障外です。

日本の医療費が安すぎるから、歯を大事にしないのかなって思います。
アメリカみたいに、医療費死ぬほど高く、病気になったらもうそのまま死ぬぞ!
ってなれば、歯もそうですが、食事や運動の生活習慣に気を付けてくれるような
気がします。知らんけど。

経済格差、健康格差を埋めるような政治を政府にはしてほしいですね笑

ではまた次の記事でお会いしましょう。

ABOUT ME
まろ
まろ
歯科医師/一児の父
2024年10月、第一子誕生!男の子!歯科医師であり父親、30代。
普通の虫歯治療全般と矯正治療をしており、日々勉強中。
釣り・ギター・ゲーム・キャンプが趣味。実は台湾生まれ日本育ち、母は台湾人。
子供の頃は小学校で水泳、サッカー、中学で柔道、高校でバンドマン。
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