子育て

子育ての本質で悩んでる人へ。おすすめ書籍。

maro-haru227

はいどうも!まろです。
今回は、妻が妊娠して2〜3ヶ月経った頃、
夫婦で書店に行った時に、名付け系の本のついでに買った本を紹介します。

ついでに買ったんです、タイトルに惹かれてなんとなく。タイトルは

子どもとの関係が変わる
自分の親に読んでほしかった本

です。なんか読みたくなりませんか?笑

子育てに不安があったりする方、妊娠中の方など、おすすめです。
例えば片親で育てられたとか、虐待を受けていたから
自分も子供にするのではないか?とか不安に思っている方はなおさら読むといいです。

330ページくらいあります。ゆっくり読むと良いでしょう。
テクニック本ではないです。子供をコントロールするための本でもないです。
私は自分の息子が中学生くらいになったら、この本を読ませようと思います。
親の気持ちも分かる、良い本だと思います。ではこの本の内容をご紹介します。

ちょっと長めになるかもしれません。

自分の親に読んでほしかった本 私なりの咀嚼

作者について、構成について

作者はフィリッパー・ペリーという心理療法士。
翻訳は高山真由美さんという方です。
翻訳された本なので、すこ〜しだけクセがあります。
でもとても読みやすく翻訳されてますし、
いろんな親の実例を間に挟んでいるので、親子のやり取りが想像しやすいです。

構成としては、親になる前、妊娠中、子供が小さい頃、10代の頃と、
子供のステージ別に書かれています。さらに、人間関係そのものも
見直せるくらいの気づきを与えてくれます。本当におすすめです。

子は親の鏡 

まず最初に、「子は親に言われた通りにはしない、親がするようにする」です。
みなさんご存知だと思います。これは良い意味でも、悪い意味でも、です。

子供に感情的に怒ってしまう時は、
自分の幼少期をしっかり思い出してみましょう。

自分の親にされて嫌だった言動は、自分の代で断ち切るのです。
親にされて幸せだったと思えることだけ、自分の子供にしてやるのです。

さらっと書くと、「そんなん頭で分かっとるわ!」と言われそうですね。わかります笑

例えば、
自分が子供の頃は非常に貧しい家庭で育ったが、
自分の子供は裕福な環境で育てられている場合、
子供がその環境を有効に使えないとなると、
「俺が子供の頃はこんな環境なんてなかったのに、なぜチャンスを無駄にするんだ!」と怒鳴ったとしましょう。
記憶の中の子供の頃の自分我が子に対する嫉妬心、である可能性があります。
はたまた、自分の期待通りに子供が動かなかったなど。

子供は完璧な親を求めていない

前項のように原因を突き詰め、子供は悪くなく自分の感情の問題だった場合、
後からでも素直に子供に謝りましょう。

完璧な大人を演じなくてもいい、誠実な態度を子供に示すことが
親子関係を築くために重要だそうです。

たとえ相手が5歳児でも、
ついカッとなってしまった場合、自分の感情を分析できたら、

「さっきは怒鳴ってごめんなさい、私はあなたが将来困らないように、
心配して言っていただけなの。」と伝えましょう。

親は完璧でないという事が子供に伝わっても問題はないどころか、
良好な親子関係につながるとのことです。

私たちはつい自分自身を、良い親、悪い親というレッテルを貼りがちですが
完全な善もなければ完全な悪もないのです。
同様に子供にもそういう決めつけをするのはやめた方が賢明でしょう。

うちの子は、「おとなしい」「不器用だ」「人見知りだ」などと、
子供時代のワンシーンで決めつけると自由に伸びていけないのです。

片親でも大丈夫

研究によれば、家族構成そのものは子供の認知や感情の発達にほとんど影響を与えません。

とのことです。家族構成が大事なのではない、どう暮らすかが大切です。
単身赴任中でも、親の片方がもう片方を子供の前で悪く言わないことが大事です。
子供のアイデンティティは父にも母にも帰属するものですから。

子供がすでに成人してたり、大きくなっていても遅くない

子供との関係が今まで良好でなかったと思っている方でも、大丈夫です。
親子のすれ違いを、「感情の断絶」といいます。しかしそれは「修復」が
可能だと書かれています。

感情を、態度で示すのではなく言葉で示すようにすると、断絶が起きても修復が
起こりやすいと言います。キレてしまうのではなく、
「だんだん腹が立ってきたよ」とか、
「今夜はあなたに夕飯作ってあげたくなくなってきた」とか。

それができると、子供も自分の感情に名前をつけたり、分析をしたりして
癇癪を起こしにくくなるそうです。

もっとお伝えしたいけど、まとめ!

心が救われた言葉たち

完璧でなくていい。
理想の妊娠じゃなくてもいい。
子供に対して感情的になっても、修復できる。子供が何歳でも。
自分自身も子供も批判しない、レッテル貼りしない。

今後、何度も読むと思う

1回では全部覚えられないので、また読みます。
何度読んでも気づきのある本だと思います。

1回しか読んでないのに記事にしちゃったので、大してまとまってないです笑
それでも、職場の妊婦さんにも教えたし、妊娠中の妻がいる友人にも勧めました。

本当に素晴らしい内容だったので、家に置いておいて何度も読むことをお勧めします。
そして子供に読ませても面白いかも知れませんね!


ではまた次の記事でお会いしましょう!


ABOUT ME
まろ
まろ
歯科医師/一児の父
2024年10月、第一子誕生!男の子!歯科医師であり父親、30代。
普通の虫歯治療全般と矯正治療をしており、日々勉強中。
釣り・ギター・ゲーム・キャンプが趣味。実は台湾生まれ日本育ち、母は台湾人。
子供の頃は小学校で水泳、サッカー、中学で柔道、高校でバンドマン。
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